散歩

僕自身も健康のため同業者のオステオパシーや整体を受けていますが、セルフでも自律神経に効く体操やウォーキングをやっています。今日は僕の散歩コースの一つである有馬について書きます。

有馬の方向に歩くには幹線道路の尻手黒川を越えさらに246も超えて横浜方向進んで行きます。初めてこのあたりに足を踏み入れたときはこんなに畑や林がたくさんある地域が近くにあったのだなと思ったものです。

 

調べてみると馬絹と同様古墳などもあって歴史のある地域のようです。馬絹はほぼ開発が進んでいますが、有馬は林や丘もあり古くからの木造家屋の地域が拡がっていて、特に下の写真の道に足を踏み入れた時に祖父の家があった広島の田舎道を思い出しながら今日はこの自然道をどこまでも行こうと開放感を持って進んでいきました。

 

しばらくその道を半ばトリップ状態で歩いて行くと急に正面の突き当りの広い道にスシロー、スシローの看板がだんだん大きく見えて来て一気に現実に戻されたような気がしました。透明な枠を突き抜けるように大きな道に出るとスシロー、ステーキガスト、ブックオフ、コンビニ、大型薬局、100均、ラーメン屋と次々郊外型の店舗が出て来ました。

 

大きく見ると宮崎台駅の横浜側にはフラットな港北が広がってますがこのあたりはその中間の住宅地、商業地のようです。

僕のウォーキングの3つの方向にはブックオフが3店舗ありこの方向にウォーキングする時は多く折り返し地点として休憩させてもらってます。ウォーキング本来の目的から外れないようポケットに入る範囲でたまに本やソフトも購入します。

4つ目の方向にある店はハードオフからワットマンに戻ったのでかろうじてブックオフグループ包囲網では無い感じですが、ブックオフトライアングルだと感じることはあります。

 

最近は人や車がいないところでダッシュを入れるということをやっていてブックオフ率がやや下がっていますがそれでも寄ることは多いでしょうか。ダッシュはジョギングではなく全速です、100メートルか200メートルダッシュして急にやめてまた歩きます。端から見るとちょっと気持ち悪いかも知れないのでなるべく人が居ないところを見計らって走ります。

有馬の方向には大きな木が幾つかあってそれを眺めるのも楽しいです。一つのとても大きな木が老人ホームの居心地の良さそうなカフェテラスからいい感じに眺められそうなのですがここは入居してる方か関係者しか使えないようです。たまに一般解放してる日もあるのでしょうか、あったら使ってみたいです。しかしセキュリティの上昇や相模原の事件などもあったりしたのでやって無いかもしれません。

僕が開放感を感じた一帯は今でも自然が残っていて歩くとやはり気持ちがよく、何も考えなかったり普段考えないことを考えたりしますが、新しい建売住宅が増えていってます。

 

自然の中と住宅地ではやはり思考が少し変わるみたいです。住宅地も静かでストレス度はさほど高くはないのですがやはり続くと密閉感は少しありますでしょうか。

 

逆にさらに過密した都市で働く思考というのもあると思います。しかし近年の日本の都市は快適さもありますが同時にセキュリティの上昇やスマートさが増しすぎてストレス度が高くなってるように感じます。モバイルの普及も快適度とストレス度が交差しているでしょう。モバイルの情報伝達やコミュニケーションによって脳から快感物質は出ますが副交感神経は上手く働かなくなる傾向はあるでしょうか。

 

またさらに自然から都市を眺めるという視点もあると思います。タイム誌の表紙の写真通りにグレタさんにはそんな視点があるのでしょうか。日本は地方から大都市に出るという行為が注目されがちですがこの視線はそういう立身出世物語とは違うものです。整体ReBoot宮崎台では都市や住宅地での身体と精神のストレスから来る不調も軽減していきたいと考えています。

有馬に住む人の多くはバスで鷺沼駅や武蔵小杉駅に通うのでしょう、バイクや自転車や車で宮崎台駅に出る人も居るかも知れません。古墳の時代とは生活スタイルが変わっています。有馬のほとんどは森だったと思われます。平安時代も農業をしたり年貢を納めたり古墳作りに駆り出されたりで大変だったかも知れません。